Steamに書いたRebel Galaxyのレビューで、文字数溢れのため改稿前の攻略記事をblogに写しておくと書いていてすっかり忘れてた。
あんまり時間もないので、忘れないうちに元原稿をそのまま貼っておく
個人評価:71点(おすすめラインは75点)
総評:
カジュアルなスペースコンバットシミュレータ。ソロプレイのみ。
交易・採掘・戦闘ができるが、戦闘以外はフレーバー程度。その戦闘も上下機動のない平面上の戦闘で、主砲は舷側から撃つためアサシンクリードの海戦とよく似てる。
プレイフィールはElite Dangerous(Horizons以前)に似ており、艦長個人としてプレイするため艦隊戦などはない。基本的に1体多の戦闘でバランスが取られている。
普通にプレイすると戦闘ばかりすることになり、ミッションを受け、戦闘をして、お金を貯めて装備をアップグレードして、またミッションを受ける。のループが基本。
それを作業と見るか、強くなるための努力と見るかでゲームの印象も変わってくるだろう。
ドラクエなどの最初の草原やラスボス前に、脳死でひたすら狩りをして自キャラを強くすることでカタルシスを感じるような人に向いている。つまり私のことだ。
なお、公式で日本語に対応しており、このジャンルで公式日本語対応はかなり珍しい。
日本語に対応したら売り上げあがったよ→ほう、そうかスペコンは日本で売れるのか→日本語対応ゲームが増える(ばばーん!)
という展開がほしいので売れてほしい。という儚い希望のためにレビューを試みる。
全体的に見て奥が深いとは言えないが、手軽にプレイする分には適している。
ゲームバランスも悪くはない。
スペコンには興味があるが、覚えること多そうだし操作が大変そうでなんとなく敬遠している。といったスペコン初心者にぴったりフィットする。このジャンルに手を出す際は、まずは当ゲームをおすすめする。
長短所:
+手軽でテンポのよいプレイ
+極めて単純な操作系
+公式日本語対応。訳も問題なし
+戦闘のアクション性は比較的高め
+良BGM
-UI操作系が一部統一されていない
-ファクション変動関係にあまり気配りされていない
-ワープ中に障害物にひっかかる(回避方法あり)
-色々と細部のかゆいところに手が届いていない。
攻略:
・ミッション報酬は、自分の総資産が上がるにつれて上がっていく。また、初期星系から奥の星系に進むことでも報酬は上がる。
・マップは各ゲーム毎に生成される。そのため星系の接続とか星系名とかは人によって違う。
・交易、採掘は序盤やればおいしい。中盤以降はフレーバー。
・オートセーブはドックから出た後と、ゲーム終了時。
・ESCキー押してから2キー3キーで画面を切り替えられる。カーゴの投棄もここからできる。
・バーにいる傭兵は、一番安いやつでも雇っておくこと。敵のターゲットが分散するだけで、相当戦闘が楽になる。最序盤でも3000Cr.程度の一番安いやつを雇っておきたい。
ちなみに傭兵は港にドッキングするだけで全快する。失いたくない傭兵の場合は、戦闘をマップキャンセル(後述)で中断して回復に戻ってもよい。だがまあ基本的に傭兵は使い捨てだろう。
ちなみに中断した戦闘は、こちらの視界が届かなければストップしている。
・ゲーム終了後すぐロードして再開や、死亡後の再開ではドック付近の敵配置はリセットされる。そのため、配達任務でドック周辺に敵がわんさかいる場合、強行突入してドッキング、出航してからのゲーム終了即再開で安全に出航できる。
・装備ランクも星系が奥に行くに従い上がっていく。Mk6が上限。星系間の移動ができるようになってからは特に移動に制限はないので、先に奥の星系に行って装備を買ってから戻り、それから活動するとやりやすい。中盤以降は、装備ランクが上がると売値も一桁上がったりするので、順次アップグレードしていく感じになるだろう。
ちなみに先の星系の海賊は、その星系基準の武装をしているので注意。
・装備の優先順位はシールド>装甲>武装。装備、艦体は買値=売値のため、とっかえひっかえして試すことができる。攻撃力不足を感じた場合は、舷側武装だけ先に強化してもよい。
・艦の選択基準は機動性を取るか舷側ポート数を取るかだが、舷側ポート数はいわば主砲の砲門数なので火力に直結する。基本的に舷側ポート数を取った方がいいだろうと思う。単純に打撃力に優れていれば乗っていて楽しいし、速く殲滅できる≒被ダメージを抑えられるからでもある。艦体クラスは耐久力に関係してくる。
なお、艦を買い換えると、それまで装備していたものも引き継がれる。
・ミッション失敗のペナルティは特にない。受注した後のキャンセルも自由にできる
・パルスはミッション中の敵艦の位置把握に役に立つ。Fキー。中央突破が好きな人以外は、パルスを打って敵の端から削っていくのが安全。ミッションで敵艦の全滅が条件の場合もあるので、遠くに逃れている敵を見つけるのにも役立つ。
・敵艦を倒した時にまれにドロップするカーゴには、まれに装備品が入っていることがある。不要な装備は売ればおいしい。また、カーゴは星雲内に落ちていることもある。
・マップ画面からズームしていくと、空間に落ちているアイテムも表示できる。これでカーゴやらなにやらを探すことも可能。また、パルスからのマップズームも便利。
・マップキャンセルの説明
ワープ中は小惑星帯が進行方向に見えたら避けないと、衝突警告が出てワープアウトしてしまうことがある。ワープアウトしないまでも、極端にスローダウンする。これは小惑星帯を避ければよいだけなのだが別の方法もある。
マップ画面を抜けて通常画面に戻る時、遠景から艦の後方までズームインするが、このズームしている間の一定時間は障害物判定がない。このため、小惑星帯が見えたらマップ→すぐキャンセルをして障害物判定を避けることで、スピードを落とさず小惑星帯をそのまま突っ切ることができる。
これを応用し、小惑星帯のど真ん中からワープインすることもできる。マップキャンセル→Eキーでワープイン→マップキャンセル1,2回で可能だ。
敵艦隊の囲みをこれで突破することも可能。
マップキャンセル後のズーム中に障害物を抜けるので、マップキャンセルをパカパカしてもあんまり意味がない。一定間隔でマップキャンセルをするとよい。
・武装はレーザーが便利。投射系と違い即時着弾なので、レーザーの主砲でも艦対空攻撃に使える。シールドには弱いが、舷側ポート数が揃っており、タレットがしっかり揃っていて、敵艦とのランク差がひどくなければ、敵艦のシールドはあっさり剥げるためあまり気にするほどではない。
気になるようなら、タレットにシールドバスターを1つ混ぜてもよい。
なお、敵中に突貫するような戦いが好きな人以外は、射程距離を重視してアウトレンジから叩く方が楽だろう。船体のサブシステムパーツに、タレットの射程距離を伸ばす(レーザーにも有効)タレットエクステンダーがあるので、それを装備するとだいぶ違う。
・敵のミサイルに手こずる場合、一見ダメな兵器にみえるセカンダリのフラックをおすすめする。フラックは単発で撃ってもミサイルの撃墜は難しいが、押し続ける事により展開されるフラックの爆発範囲にミサイルを巻き込み迎撃する。
なお、フラックは無誘導のため、艦の後方に流れるように飛んで爆発する。このため、艦後方から飛んでくるミサイルは、フラックを撒きながら船体をひねったりなんだりすることで落とせるが、前方からくるミサイルは落としづらい。
前方の場合はSキーで船体にブレーキをかけて、フラックの弾幕を船体周りに張ると簡単に防げる。ただし船体軸前方から来たミサイルは落とせないため、その場合は少し回頭してからブレーキをかければよい。
中盤以降は、戦闘中ずっとシフトキーを押していることになるだろう。
・舷側武装は、カメラが正面に向いている場合船体から両舷へ直角に打ち出す。投射系のキャノンはチャージが不要なため、敵艦に密着~最接近している場合はカメラを正面に向けて連射することで最大のDPSが得られる。カメラを振っている場合、連射するとばらけるため、距離によっては外れる弾もなかには出てくるからだ。ちなみにカメラリセットはCキー。
・マーセナリーギルドの護衛任務は罠だ。報酬に釣られると大変だから気をつけろ。
総じて、気楽に遊べてスペースコンバットシミュレータの雰囲気を楽しめる良ゲーといえる。そもそも面白いと思わなければ、こんな長文を書いたりしない。
そして、こんなところまで読んでくれたあなたも、このゲームはきっと楽しそうだと思っていると拝察する。おすすめする。
このゲームで味をしめて、本格スペコンにも参加してもらえれば嬉しい。
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