インクを調色

というわけで、昨日は起きたらこれをやると決めていた、セーラーのジェントルインクの調色をしました。
セーラーのジェントルインクは、他の会社のインクと違って、ジェントルインク同士で混ぜても大丈夫というお墨付きのある珍しいインク。混ぜても大丈夫なのは他に、アメリカのプライベートリザーブがあります。
ということで今回狙う色は、仕事でも常用できる落ち着いた色。
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揃えた道具たち。
池袋ハンズ*1に行って、注射器型のものを数種、30mlのボトル3個と30mlのビーカー、プラスチック製の漏斗、それから前回失敗した10mlのボトル。
一気に混ぜると絶対失敗しそうだし、分量が分かってないと再現できないので、まずは少量で混ぜてみて良さそうなら同じ比率で大量に混合する作戦。
注射器で液量を計って、ビーカーでまぜまぜするのだ。

注射器はこんなパッケージ

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5ml一本、2.5mlを二本、1mlを一本購入。針はついてません。
1mlのものは、細くて長いので0.01mlまで計れる。とはいえ、0.04mlだけ加えたいとかだと微妙すぎて大変だったw

ジェントルインクは原色がないので困る。
欲しい色のCMY分を混合していけばできそうなんだろうけど、元々のインクが混合物なので狙う色に落とし込むのが勘しかない。

今回は簡単そうなブラック系。仕事に使えそうなのでもブラック系だよねー。
ブルーブラックは各社出てるし、緑系はレーシンググリーンがあるので、赤系統を狙う。ついでに黒寄りのグレーも。

という事で、こんな感じに

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作ったのは、
レッドブラウン18ml+ブラック3.6ml
と、
グレー10ml+極黒1.5ml
あと、ついでにオレンジ系にも挑戦したんだけど、なんだか枯れ葉色になってしまった。
イエローオレンジ5ml+レッドブラウン0.5ml+極黒0.04ml

ちなみに知らない人のために書いておくと、極黒は顔料系のインクで、一旦乾くと完全な耐水性を持つというインク。
ということは極黒がペン芯の中で乾燥して固まると、落とせなくなってしまうので注意です。
その代わり書いたものも水に流れないという特性を持つ諸刃の剣。
毎日使って常にインクを流しておき、2,3週間に1度ぐらい洗ってあげれば大丈夫というお話し。
そして、そんな極黒を混ぜる*2のは、単に耐水性を持たせたいから。という単純な理由。

てなわけで、4時間ほど色々まぜまぜして遊んだ結果がこれ(下二つ)

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紙は裏ヌケしにくいという極薄紙のトモエリバーです。ほぼ日でも使われてるのと同じ紙。今回はシステム手帳A5サイズ用の紙で、レイメイ社 DAR459のクリーム色を使用。

赤系の黒は見事に濃厚なチョコレート色になりましたw
書き始めは黒なんだけど、乾いてくるとじんわり赤みを帯びる感じ。ブラックの代わりに極黒でもよかったが、この色は安いペンに入れるつもりはなかったので、安全策で普通にジェントルインクのブラックで混色。極黒を混ぜる際は、少し量を減らすといいかもしれない。
うん。この色なかなかよい。

次のグレーは、しっかり濃淡が出るようになって、見た感じ薄めの墨で書いたような濃度になった。もうちょっと濃くしてもいいかなぁーという気がしないでもない。
耐水性を試すため、ロディアに書いたものを流水で流してみた。

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一番上のグレーはある程度流れちゃってるけど、極黒混ぜるとにじみもしない。すごいねー。
もうちょっと濃くすれば、宛名書きにも使えるかな。
極黒で書けよって話だけどw

次はブルーに極黒混ぜてみようかな。どうなるんだろうか。

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