【成功編】パーカー互換芯のジェットストリーム化

パーカー互換芯(ペリカンK400)のジェットストリーム化
上記エントリに毎日コンスタントに来訪される方がいらっしゃるので、そろそろお茶を濁さずに成功編を書いておこうかなと思いつつ、時間がとれなかったのでほったらかしにしてた。

やっと時間ができたのでやってみたら、実に簡単だった。

準備するもの

1.OHTOのP80-07NP(ダイソーのパーカー芯互換のゲルインクボールペンでもOKとの情報あり)
2.ジェットストリームのSXR-200-07または05(太さお好みのものを)
3.ピンバイス
4.ピンバイス用2.3mmドリル
5.2mm経のスペーサー
6.ニッパーまたはカッター

ピンバイスはこのあたり(クラフトツール 精密ピンバイスD 74050)が定番かつ安くて良いでしょう。
ドリルは、できれば4C芯の太さ2.3mmぴったりのものが良いでしょう。セット売りでは2.5mmが付いてくる事が多いですが、それだとSXR200をセットしたときにガバガバになってしまうので。
私は2.3mmドリルは東急ハンズで買いました。
Amazonではこれが最安値のようです(三菱 鉄工用ドリル 1本入り 2.3mm B1-TSD
)木工用があるなら木工用の方がいいです。

5のスペーサーは、私は2mmの芯ホルダー用の芯(要するに鉛筆の芯)を使用しました。スペーサーにするだけなので、2.0~2.5mm経であれば何でもOK。他の事例を見ると、爪楊枝でも大丈夫なようです。
ちなみに蛇足ですが、P80-07NPのインクタンク側の内径は、尻の方がだいたい2.6mmで、先端に向かうに連れて2.4mmぐらいに徐々に細くなっていくようです。

つぎに、おもむろにP80-07NPの首を断ち落とします。

インクがどばどば出てますが、切った瞬間は出ないのでご安心を。
これは尻のフタを外して、尻に口を付けて息をプーッと吹き込んだ時に出たインクです。
この段階で、頭の穴から2.3mmのピンバイスでぐりぐりやって穴を広げます。
インクの残滓を綺麗にしてから使おうと思わなければ、次の工程に進んでOKです。
(インクを綺麗にするには頭の穴が広がっていた方がやりやすいです)
ぶっちゃけ、このインクを綺麗に取る作業が最も時間が掛かりました。普通なら使い切ったレフィルを使えば何の問題もないです。私はどうもニードルポイントの書き味が苦手なので新品をぶったぎってます。OHTOの皆さんごめんなさい。
で、インクの残滓をきれいにするためにお湯を流したり、洗剤を充填してみたり色々やりましたが、最終的にはティッシュを細いこよりにして、頭から尻まで通してゴシゴシやりました。

綺麗になったら(なってませんがw)、スペーサーを17mmの長さに切断し尻から入れ、頭からSXR-200を突っ込んで完成です。

2.3mmのピンバイスで穴を開けた場合、SXR-200を入れるときに結構力を入れる必要があるはずですが、その分すっぽ抜ける心配が無いのでよろしいかと思います。
すっぽ抜ける心配がある場合は、SXR-200を少し曲げてから入れると良いかもしれません。
2.5mmで穴を開けた場合は、P80-07NPとSXR-200をテープかなにかで仮留めしておいた方が安心かもしれません。
ちなみにドリルを2.4mm経で開ければ、ゼブラのシャーボXで使う2.4mm経のエセ4C芯を使えます(4色ボールペンでは、受け軸を広げられてガバガバにされるので、ゼブラの芯を使ってはいけません。または自己責任で)

今回はblogにアップする関係上、綺麗にしておかなければ(使命感)というのがあって、インクを取るのに3,40分かかりました(笑)
インクを綺麗に取らなければ、作業時間的には5,6分で終了します。
実にお手軽です。

私が、ジェットストリーム芯を使える軸を探し彷徨い数万使ったことを考えれば、数分の加工と2千円程度の工具さえあればいいというのは、実に幸せなことです。
これであなたもお好きな軸を使ったまま、ジェットストリームを使用できます。
これまで試行錯誤を重ねてきた全ての文具ファンに感謝をします。

それでは、よい筆記具ライフを。

2015年11月17日追記:
4C芯→パーカー芯のアダプターが発売されていました。

ボールペン リフィルアダプター PK-01 ( パーカー PARKER ボールペン リフィル 対応モデル)
上記はamazonアフィリエイトリンクになってるので、気に入らない向きは改めて検索して探してください。
注意点としては、アダプターの尻部分がアルミのため、ノック式の軸だと軸側の噛み合わせの部分がアルミに削られてしまい、動作不良を起こすとのこと。
改良されるまでは、ノック式の軸の場合は自作した方がいいかなと思います。
その他にも4C芯→モンブランリフィル
ボールペン リフィルアダプター MB-01 ( モンブラン MONTBLANC ボールペン リフィル 対応モデル)
や、4C芯→LAMYサファリ用リフィル
ボールペン リフィルアダプター LM-16 ( ラミー LAMY M-16 油性ボールペン リフィル 対応モデル サファリ アルスター noto)
も、あるようです。モンブランリフィルをジェットストリーム化できるのはいいね。

2016年6月7日追記:
くろちゃんさんからコメントをいただきました。
ダイソーにパーカー芯互換のゲルインクボールペン+予備リフィルがついてくる製品があるとのことでした。
ダイソーのものなので単価が安く、かつゲルインクなので内部のインク洗浄が水道水で流すだけと簡単で、さらに内部の穴の経もきつめながら工具不要で4C芯をねじ込めるとのこと。ナイスですねこれは。

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【成功編】パーカー互換芯のジェットストリーム化” への5件のフィードバック

  1. くろねこ のコメント:

    「パーカー ジェットストリーム」で辿り着きました。

    参考にさせて頂き、先程当方も成功しました。

    軸内のインクは、面倒だったので拭き取らず、少々汚いのは我慢しました。
    17mmの詰め物は、爪楊枝にしました。

    2.3mmドリルで穴を広げましたが、実際のところドリルの切削深さは1mmも無いので、強引に挿せるのではなんて思いました。

    ではでは、どうも有難うございました。

  2. 疾風 のコメント:

    くろねこさん

    おめでとうございます!
    私も先達のエントリを細かく書き直しただけのようなものなので。
    お仲間が増えて嬉しいです。

    >2.3mmドリルで穴を広げましたが、実際のところドリルの切削深さは
    >1mmも無いので、強引に挿せるのではなんて思いました。

    た、たしかに。その可能性は全く考えてませんでした(笑)
    穴のセンターがずれるとか、穴を広げすぎることを気をつければ
    どこのご家庭にもあるドライバーセットの千枚通しでいけそうですね。

  3. くろちゃん のコメント:

    今更ですが。。。私はOHTOの代わりにダイソーで売っているゲルインクボールペンを使っています。予備のリフィルが一本ついてきますので一本あたりの単価は50円となります。またこのゲルインクは水道水で簡単に流せるので中を綺麗にするための作業が簡単です。最後にインクのトップに乗っている油様のものが少々残りますので、極小綿棒などでふきとればOKです。穴は少々強引に突っ込めばリーマーやドリルは不要でした。

  4. 疾風 のコメント:

    いい情報ありがとうございます。
    作業が簡単な上に安いってのがいいですね。
    本文に追記させてもらいました。

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