スウィングガールズ

面白い

いやぁ~天変地異が無ければ、TVで放送される分ぐらいしか邦画は見る価値などないと
思っていたんだが。
そもそも、夜中の時間帯を映画に潰すことが俺的には異例中の異例だ。
いやはや。参りました。
面白い。というか、いい映画だ。と言った方がインプレッションとしては正確かもしれない。
元々、天使にラブソングを2が好きな映画で、ジャズにも興味があったという状況であれば
本作にハマる下地は十分すぎるほどあると言えるが。

俺は映画の細かい技法などはわからない。
だから俺的に本作を表現すると、静かな、そして小ネタのちりばめられた水面で、のほほんと
過ごしていると、いきなり音の渦に放り込まれ巻き込まれてるうちに、体が動き出してしまう。
という感じか。
知らず知らずのうちに、監督のペースに巻き込まれてしまう。

特にラストのドラムソロから始まる一連のシーンは、それまで静といえるシーンから一転して
観客を動のシーンへ強制的に引きずり込む力を持っている。
これが吹き替えなしの音楽の力なのだろうか。
そしてノリノリになってきたところで、唐突に断ち切られてしまうのだ。
また見たい!
と思わせる力がここにある。
監督の術中にハマろうがなんだろうが、この音の力は心地よすぎる。

いくつか弱点はある。
それまで背を向けていた子らが、なぜ急に楽器を買っただけですぐに合わせられるようになったのか
とか、エキストラの陳腐な演技が竹中直人を殺してるとか、これから何度も見なおして行く間に
細かいほころびはいくつも見つかるだろう。
しかし、そんな細かいものを吹き飛ばすほどのパワーがラストシーンにはある。

この最後のシーンの為にだけでも最初から見る。
そんな気にさせる作品だ。

スウィングガールズ 評価★★★★☆(実質3.7)

とりあえず、疾風的には関口さんがツボにヒットしたと書き添えておくw

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