すっかりblog更新モチベーションを失った疾風です。
というか、これが通常の状態です。本当にありがとうございました。
平気で1年更新しないとかあるので、最近見始めてくれた方は注意です。
最近定期的に見てくれるようになった人を振り落とす勢いの無更新ぶり。
まことに相済みませんヽ(゚∀゚ )ノ
これが素なんだししかたがない(開き直り
ということで今日のお題
すっかりblog更新モチベーションを失った疾風です。
というか、これが通常の状態です。本当にありがとうございました。
平気で1年更新しないとかあるので、最近見始めてくれた方は注意です。
最近定期的に見てくれるようになった人を振り落とす勢いの無更新ぶり。
まことに相済みませんヽ(゚∀゚ )ノ
これが素なんだししかたがない(開き直り
ということで今日のお題
ずっと使ってたnrLaunchが、アイコンの数が多くなりすぎたのか不正落ちが多くなってきて、開発も終了(というか開発者行方不明)なので新しいランチャを探してみた。
ちなみにnrLaunchはこちらで再配布してます。
2011/07/07追記:
現在はnrLaunchとほぼ同様の動きをするCLaunchをwindows7 professional 64bitで使っています。
ぴょんきちのページ
MagicFormationは好きでしたが、どうも動作が不安定だったので結局元のさやに戻った感じですw
ほとんどがメニュー階層形式かコマンドライン形式なので、一覧性が良くないという問題もあり、これは!というものが長らく見つからなかった。
私は視覚認識型なので、コマンドライン型とかは体に合わないのだ。
また、nrLaunchがマウスをクルクルしてポップアップする形式だったので、マウスをクルクルするのを前提にしてたのも、見つからなかった理由の一つかもしれない。まあ、真剣に探していなかったというのが、見つけられなかった一番の理由な気がするがw
ということで例によってwebをウロウロしてたら、たまたまよさげなランチャに行き当たったので早速テストをしてみた。
TokyoDownstairs: Magic Formation
対応OSはWindows XP/Vista(32bit,64bit)
記事をランダム表示して、過去の恥ずかしい記事を掘り返してみよう!という企画。
ランダム表示するプラグインは結構数があるけど、これが一番設置が楽っぽかったので入れてみた。
WordPress › AJAX Random Posts « WordPress Plugins
解凍→アップロード→プラグイン有効化でOK。
あとは自動で単記事表示ページの記事の真下に挿入してくれます。ウィジェットでは入れられないぽいけど、試してないです。
設定方法は、ダッシュボードの設定→AJAX Random Postsから
ちなみにダッシュボードのドロップダウンリスト化はOzh’ Admin Drop Down Menuというプラグインです。
リストの表示数を決めて、タイトルを適当に書き換えたらセーブ。
あっという間ですねー。
画像に入ってるboxesっていうclassは、いま使ってるテンプレのクラスなので、入れなくてOKです。
さあみなさんも、自分の過去記事を見て、恥ずかしさに悶絶しましょうw
暇になった~
全速力で仕事をやっつけた後はいつも脱力感があるんだけど、今年は年末前に終わったので抜け殻感がひどい。
頭はトップギアに入ってるのに、やることがねぇぇぇぇ
ということで、手を付けかねてたスケジュールがらみの環境改善に着手。
そもそもうちは家族3人だけでやってる零細自営業で、3人とも担当先を持っていて、かつ店番も必要だから、3人しかいないのにカバーすべきポジションが4つあるという状態。
で、一人一人が好き勝手にスケジュール組んだら、気がついたら店で撮影の予約が入っていた。なんてことになるとシャレにならないので、スケジュールを入れたらほぼ即座に反映されて、そこを見ればどこが安全な空き時間なのか一目でわかる必要がある。
という事をふまえて。
これまではCLIEを使ってeasy sync(だったかな?)を利用して同期をしてたんだけど、予定の件数の上限を超えちゃってどうにもやりくりがつかなくなりCLIEを使わなくなった。
そこで代替手段をなんとか探して、Zakuraという半分SNSみたいなサイトを使って、3人分のスケジュールを同期していた。
ここは携帯からもアクセスできたんだけど、ログインのステップが必要で、なおかつ重い。
使いづらいなー。と思いつつ、しかたないから使っていた。
そんなある日、現実逃避でwebをプラプラ歩いてたら、googleがカレンダーサイトをやっていて、カレンダー共有が可能、さらにiCAL形式やらXML形式やらでのインポート・エクスポートも可能というのを知った。
んで、突っ込んで調べてるうちに、これは使えそうだぞという事がわかってきたけど、時はまさに繁忙期ど真ん中。
いろいろ調整付けるのも面倒だったから、放置していたというわけ。
それで暇になったので、本格的にgoogleカレンダーに移行することにした。
テストで使い始めてみると、スケジュールの共有は鼻水が出るほど簡単だった。
共有したい相手のIDを共有許可にするだけで、相手のカレンダーに表れる。
自分の仕事用の共有するスケジュールと、共有しないプライベートのスケジュールを2つ作っておいて、画面には一緒に表示することももちろん可能だ。
なんという手軽さ。
ユーザインタフェースも相当洗練されていて、なかなか使いやすいのもいい。
ということで、スケジュール機能が使えるのがわかったので、まずは及第。
次にモバイルでのアクセシビリティを重点的に調査する。
デフォでも携帯からアクセスは可能だったが、どうもいまいちだった。
googleはネームバリュー抜群だし、ユーザーの裾野も広いから、サードパーティー製のユーティリティも整っているだろうと踏んで探してみたら、なかなかいいものがあった。
Google Calendar Mobile Gateway(GCMG)
TAKE24/7
どちらも携帯からgoogleカレンダーを閲覧する仕掛けだ。
GCMGの方が軽いらしいので、こちらを試す。
GCMGでgoogleカレンダーにアクセスをすると、認証コード込みのURLでアクセスできるので、ログインのステップが不要なのがいい。
アクセスする1ステップだけで、さっとスケジュールが出てくる。
うん。これはいい。
ただ、i-modeからのネットへのアクセスが遅いので、客観的に見て非常にスピーディーとはとてもいえない。
外出先でスケジュールを調べる時は、取引先の人に「いつ空いてる?」と突っ込まれて参照する事が多い。悠長にアクセスしてる暇はないのだ。
ということで、GCMGはひとまず置いておいて、iアプリで何か無いか探してみた。
有償版でしか同期はできないが、jigブラウザのプラグインでjigスケジューラ for googleカレンダーというものを発見。
早速課金してテスト。
見た目もわかりやすい。
それに同期なので、すぐ必要な時に悠長にgoogleへアクセスする事がない。
これはいい感じ・・・
と思ったが、iアプリの起動おせええええええええええええ
お前ちょっとそこに座れと。
もうちょっとよく考えて作れと。
なにせ、元々はフルブラウザのアドインという形なので、まずブラウザを起動してからアドインが立ち上がる事になる。
ブラウザなんかいらないんだよー
スケジュールだけの単体で出してくれよー
まあ、遅いといっても数十秒なんだが。
だったら、取引先の建物に入る前に起動しておいてから、携帯を閉じて持っていけばいいか。
と、思ったが、それだったらGCMGでも同じだ。
しかもiアプリは消費電力が高い。
うーん。
一長一短だこれは。
そこで、もうちょっとしつこく調べてみることにした。
同期・・・同期・・・
そういえば、iPod Touchのアプリでなんかないかな。
と、探し始めたところ、iTunes storeにさいすけというアプリを発見。
良さそうじゃんと思って評価をじっくり読んだところ、スケジュールが表示されている1ヶ月単位でしかシンクできないとな。
つかえねぇぇぇえええぇぇぇえええ
おまえちょっとそこに正座しろと。
スケジュールのシェアウェアでそれはないだろと。
バージョンアップで解決済みなのかもしれないが、試用する気にもなれなかったのでパス。
うーん。
同期・・・同期・・・
あったあった。
Nemus Sync
おお。これは標準のカレンダーに同期してくれるのか。
キタ!これでかつる!
さらにつらつら突っ込んで調べると・・・
Jail Breakが必須という事らしい。
Jail Breakってなんぞ?
どうやら、PalmOSで言うところのHackと同じ感覚のもので、平たく言えば非公式アプリをインストールして走らせる事ができるシステムツールらしい。さらにAppleの保証を失う自己責任ツールという位置づけのようだ。
iPod Touch/Phoneには複数のファームウェアバージョンがあり、それぞれのバージョンに対応しているJail Breakアプリでないとハックできないらしい。
これはめんどくさい。
おっちゃんもなー、トシとってなー、あんまり冒険する気にならへんねん。
これは最後の手段として取っておこう。
形式的にはシンクはできることはわかった。
だけどJail Breakをせずにシンクできる方法があるはずだ。どこかに。
ということで、さらにしつこく調べる。
うーん・・・
同期・・・同期・・・
お・・・
あったーーー
NuevaSync
これはどうやら仕組み的にGCMGと同じで、NuevaSyncがgoogleカレンダーからデータを受け取り、変換してからiPodのExchangeに渡して同期するというサービスらしい。
しかも無料。Jail Breakいらず。
GJ!(´∀`)b
手順的には上記サイト通りにすれば、簡単に実現可能。
ファームウェアバージョンが2.0以上である必要があったので、早速アップグレードしてテスト。
速い!美しい!
うーん。実に素晴らしい。
難点といえば、データ収得をプッシュのままにしておくと、電池のヘリが早いということぐらいだけど、これは設定で1時間おきのフェッチにすれば解決。
iPodをさっと起動して、ポチッとカレンダーを起動すれば、一瞬で同期されたカレンダーがずばばーんと出てくる。
しかも、iPodで書き込んだ予定もフェッチのタイミングで勝手に同期してくれて、web上に反映される。
嗚呼素晴らしき哉てくのろじぃ
このサクサク感はPalm時代に匹敵する。正統な上位進化版的な使い勝手と言ってもいいかもしれない。
うちのスタッフである社長と弟に、こんなことできたZE
と見せびらかしたら、二人とも色めき立って速攻iPod買いにいったw
あ、いま帰ってきた。
というわけで紆余曲折の結果、NuevaSync+iPod Touchという環境に収まったのでした。
次は、取引先で使えそうなビジネス風のケースがいるなぁ。
これ
RT-T1LC1/B
か
DLO HipCase for iPod touch
これかなぁ。
iPot Touchは1stと2ndバージョンがあって、これからTouch買う人は2ndなので、ケースの対応には注意ね。
革ケースで、液晶面のフラップに強度があって、ストラップまたはそれに準じるホールド補助の機構があって、なおかつかっこいいケース(←超重要w)誰か知ってたら教えてください(・∀・)
ちなみにiTunes storeを見ててびっくりしたのが、産経新聞のアプリ。
クリックで拡大
なんと当日の紙面全てを無料で読める。
普通の人なら真っ先に見るであろうラテ欄もちゃんと見れる。これは驚きだ。
レビュー欄にも、本当に無料でいいの?とか、素晴らしい英断!とか絶賛の嵐。
無線LANなら3,4分でダウンロードが全部終わるので、出勤前にダウンロードさせておけば電車の中で読み放題。拡大縮小し放題w
海外で働いている人も日本の新聞いつでも読めるっていいよね。
もうアサヒとか毎日とか読売とかいらんねw
その他にも、iPhone効果なのか様々なアプリが登録されていて、iPod Touch/PhoneはPalmの代わりにいじって遊べるデバイスに化けたと言えるだろう。
ユーザの裾野の広さを考えれば、Palmを完全に超えたかな。
安い買い物ではなかったから、使い倒したいと思う。
面白いよ。
ここのところいろんなものに興味を持っていて、猛烈に本を買い漁って読んでいる。
読むスピードが追いつかなくて未読は積み上がるばかりだが、その中で最優先で読んだ本の一つが、三橋貴明著の「ドル崩壊!」だ。
以前より田中宇のメールマガジンでは、ドルの崩壊が起こるだろうと早くから予測はされていたが、実際の所読んでてよくわからなかった。言われてみれば確かに起こるかもしれないが、なぜそうなるのかわからないし、ドルが崩壊なんてなんだか実感がわかない。
そんな感じだった。
ところが、本書
は一般人には難解な経済的な解説、特に複雑怪奇な金融商品の解説をを懇切丁寧にわかりやすく書いてあり、なるほどそういうことだったのか。と、なんとなく理解できるようになった。
本書では全ての事実にニュースソースが付けられている。我々の目に付く記事を使いつつ平易な言葉で解説されているため、全くの金融素人な私にもとてもわかりやすかった。
サブプライムローン問題の仕組み、そしてそのリスクがいかに広く深く、リスクをリスクに見えないよう偽装して広まったのか。
そのため、世界中の金融機関に静かに深く浸透していった様子。
それとともに背筋が凍るような話しも書いてあった。
これはもうアメリカの金融資本による、金融テロではないのか?というのが読後の感想だ。
読み終わったのはおとといだが、昨日から株の大暴落が始まり、円が急騰した。
もっと早く読んで、もっと早くレビューも書きたかったが、始まってしまったものは仕方がない。
サブプライムローンの問題が表面化した時、なぜそれが問題になるのかがよくわからなかった。
単に金を貸し借りした当事者同士の問題だろう。と。
ところが実態はそうではなかった。
ちょっと考えれば、借りてから3年間は低利で、3年後から利子が二ケタに跳ね上がるようなローンなど、契約する方がおかしいのは言うまでもないだろう。
そもそも、サブプライムローンというのはプライムローン(信用・支払い能力のある層へのローン)に対する対語で、支払い能力に疑問のある層に対するローンという意味で、しょっぱなから支払い能力に疑問のある層に、高金利の貸し付けを行う商品を出す時点で間違っている。
だから、サブプライムローンというのはそもそもからして、不良債権を大量生産するローンだったといえる。
それでも当時それが正当化されたのは、住宅価格バブルになってたからだ。
サブプライムローンを最初の3年間で低利で借り、3年間で値段の上がった住宅を売り、キャピタルゲインを狙いましょうというのが売り文句だったらしい。
まったく呆れるばかりの阿呆である。日本のバブルの教訓を何も学ばなかったのだろうか。
しかし、ここまでで終わっていれば、単に夢を見た人たちが損をするひどい商品というだけで済んだ。
さあ、ここから金融マジックが始まる。
住宅バブルに頼り切った危険な商品のサブプライムローンを、薄くスライスし、中が見えないようにおいしそうな衣をまぶし、カラッと油で揚げて、食べやすいように塩をひとつまみ振ったような債券に変え、安全で高金利(高リターン)な投資商品として世界中にばらまいたのだ。
ITバブルが崩壊した後、金余りに悩んだ投資家・金融資本がこれにとびついて資金を流し込み、資金を得た住宅ローン会社はさらに新たなサブプライムローンの借り手を量産するという循環に入った。
こうして、アメリカの住宅バブルに依存した危険な金融商品が、世界中の金融機関に行き渡る事となる。
そしてついに住宅バブルがはじけ、その結果・・・
というのが本書の内容のつかみだ。
世界中のこういったデリバティブ市場にかかってるカネは、全部で大体600兆ドルぐらいあるらしい。
円にすると6京円だ。
6京円!?
京円ていう単位自体がそもそもわからない。
兆にすると、60000兆円だ。
もはや1光年と同じぐらい実感がない。
さて、仮にこのカネの1%が不良債権化したとしよう。
そうすると、世界中でだいたい600兆円の不良債権ができることになる。
ちなみに10/7時点でのIMFの試算によると、サブプライムローン関係の損失は、世界全体で約140兆円になると出ている。
これはあくまで試算でしかない。実際、4月時点の試算額である約95兆円から150%も増加している。
これで底を打った感がないので、総損失はもっと増えるだろう。
とはいえ、世界全体ですでに140兆円もの損失が出ているのは事実であり、これはもう思考停止する数字だ。
現時点ですでにこの金額なのだ。
EU諸国はサブプライムローン問題の直撃を受け、アイスランドなどはすでに破綻寸前にまで追い込まれている。
もっと恐ろしいのは、不良債権を買い上げているFRBが財政破綻をきたしたり、米国債が債務不履行になる恐れがある事だ。
こうなるとアメリカが財政破綻をおこし、基軸通貨であるドルが紙くずと化す。
そしてドルベッグを続けてる諸国が耐えきれなくなり破綻し、その影響はどこまでも続く可能性が高い。
日本は輸出国であり、買ってくれる国がないとどうしようもない。
ただ唯一の救いは、世界の先進国の中で日本のみがサブプライムローン問題から受けた被害が比較的軽微だったという事だ。
週末にあるG7で、日本が世界の救世主たりうるかどうか見守る必要がある。
事はすでに金融界のみの大騒ぎではすまなくなりつつある。
実体経済を直接グーで殴られたような、そんな影響がこれから各所で加速度的に見られるようになってくるだろう。
ドルが破綻したとしたら、どう自衛するのか。
それを我々個々人が真剣に検討する段階に入ってきていると言えるだろう。
待ったなしの問題。これは対岸の火事ではない。
どうしてこんなことになったのか、この問題をどれだけ真剣にとらえる必要があるのか。
それを考える時に本書
は大きな助けとなるだろう。
ファンタジー作品レビュー
ベルガリアード物語 評価:★★★★★(実質評価5.8)
ベルガリアード物語は、その後マロリオン物語へと続き、外伝的な魔術師ベルガラス・女魔術師ポルガラへ続く一大長編のファンタジー作品(以下、本シリーズ)です。以下は本作のみならず、本シリーズを総合した評価をします。
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