(SL)疾風的売れるショップ講座的ななにか(4/47)

1-2.日本人相手のお店では売れない店になる

いきなり衝撃のタイトルですか?w
でも、この事をうすうす感じていた人もいることでしょう。

-内向きなくせに消費者意識だけは世界思考の日本人

これはRLでも言えることですが、日本人の多くは日本語しか受け付けません。
それにもかかわらず、海外ブランドをありがたがったりする、矛盾した贅沢な民族です。

SLでも同じです。
多くの日本人プレイヤーは日本語圏に留まったまま過ごしています。
したがって生活範囲が非常に限定されていて、視野が非常に狭い。
それにもかかわらず、なぜか海外の有名ショップをよく知っている。というおかしな状態にあります。

また、SLではテレポートがあり、しかも対面販売ではないので、海外のショップの買い物に対する敷居がRLよりも格段と低い。
そのため、blog等で見かけた海外のショップに、気軽に買いに出かけていきます。そして海外SIMで日本語オープンチャットを垂れ流す*1わけです。

気軽に海外のいいショップに買いに行くということは、どういうことですか?
そうです、よく知らない国内のショップには買いに行かないということです。
日本人クリエイターであるあなたが、日本人にすら知られていないということは、相応の努力をしていない場合海外の人にも知られていないはずです。
ということは、あなたのショップは「誰にも存在を知られていない」わけです。
これでは売れるわけがありません。買う人が来ないわけですから。

-日本語圏を相手にするクリエイターは、どうやっても鳴かず飛ばず

このような消費行動を意識しておかないと、日本語圏空間に慣れきってしまっていて、競合店も日本語圏しかチェックしないという状態に陥りがちです。
そうなってしまうと悪循環が始まります。
a.自分と同じレベルにありそうな、売れていない日本人の作品のクオリティを見て、このぐらいでいいんだ。と、なんとなく安心してしまう。

b.それらと同程度のレベルまで作り込んだ時点で「そこそこのものが出来た」と勘違いする

c.自分の商品にしっかりとした自信を持てないから、日本語圏の競合商品より「ちょっとだけ」安くする

a’.他の人があなたの作品のクオリティを見て、このぐらいでいいんだ・・・・・

以下ループ

おわかりでしょうか。
日本語圏という狭い範囲でお互い牽制しあって、安売りのループに陥っているというのが、日本人の売れないお店がゴロゴロある理由です。

さらに言うと、b.の「そこそこのものが出来た」というのが致命的な勘違いです。
そもそも、あなたが参考にしている他の人の商品クオリティというのは「売れていない」クオリティなわけです。したがって売れるか売れないかという観点ですと、そのレベルにあわせている時点で「そこそこ」のものではなくて「まったくだめ」なものしかできていないわけです。

目を開いてほしいので、このあたりは厳しく言いますよ。
「まったくだめ」なものの中で安売り競争をしたところで、「まったくだめ」なものはどうやったって「まったくだめ」です。ゼロに無限大を掛けても、ゼロはゼロです。
クオリティの目標にする相手は、「売れている」(潜在敵国ならぬ)潜在ライバル店でなければなりません。それも世界的に評価が高い店でなければ意味がありません。

小手先で工夫した所で、たかがしれています。
たとえば、なんだかわからない日本人だけのイベント、思いついたようにやる半額セール、とりあえず出してみる無料アイテム。こんな事をやっていてもダメです。
なぜなら、日本語圏という狭い世界に縛られた結果、肝心の商品クオリティが低いままのために誰も欲しがらないからです。

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(SL)疾風的売れるショップ講座的ななにか(4/47)

(SL)疾風的売れるショップ講座的ななにか(4/47)” への1件のフィードバック

  1. 疾風 のコメント:

    :::::Gonbeさんの場合:::::
    *** ご参考まで ***

    日本人相手に売ろうとし無いと言う考えは大賛成です。
    日本人とか言う概念では無く、SL世界の人々が対象と考えるのが良いでしょう。
    日本人はその中の一部の括りでしか無い訳ですから。

    「売れるお店」と言うのは、SL世界の人々に認知され、評価されたお店の事になります。
    従って、売れるようになるには、SL世界の人々に、如何に自分のお店を知ってもらうか?
    如何に自分の商品を知ってもらうか?と言う点に集約されます。
    そこから全てが始まるのだと思います。

    日本人を対象として、日本人と付き合い、友人・知人の口コミや日本人の評価ばかり気にしていたら、SL世界では売れません。

    間違った認識が広まったのは、日本にSLブームと言う間違った情報に基づく、歪んだブームが巻き起こり、そのような不自然な状態での推移だけをベースに語る人々が多かったからです。
    正直言って、あの異常なブームの時は、余程酷いものでも無ければ、何をしたって売れたと思います。
    そして、語られている事は、SLでのビジネスの特性では無くて、RLビジネスでのマーケティングから取った様な話と、WEBでのノウハウをもじったようなお話が中心になっていると感じます。
    SLで本当の意味で「売れるお店」になった人達の言葉では無いと思っています。

    ある意味、現在の状態が正常なSL世界観で、本来の姿に戻ってきていると言えます。

    今でもコンスタントに売れて、SLの世界中で評価されているお店と言うのは、当初から本来のSLにおけるお店の有り方を理解して進めてきた人達だと思います。

    今売れている人達の話を聞かなければ、何の意味も無いと思います。
    そう言う意味では、ちょっと極論に近いですが、間違いでは無いと思います。
    むしろ、その位極端に捉えて進めた方が成功し易いでしょう。

    ***********

    *** ご参考まで ****

    自分のお店の事で恐縮ですが、初期の頃の話を少しさせてもらいます。
    Gonbeのお店は、メインランドの片田舎。
    周りにはショッピングモールも、大きなダンスホールや人の集まるような施設も一切無い、海だけの静かな土地です。

    しかもお店は、その上空300mの所に板を張って作った場所に存在しています。
    一般の人がブラリとやってくるなど、到底考えられないような場所です。

    そんな所に店を作り、本当に売れるのだろうか?

    最初はそう思いました。
    しかし、実際にはオープンして、店の土地情報に検索キーワード等を登録し、SL検索に表示される設定(週L$30かかる)をしてみました。

    その作業前の交通量は、0か1です。
    要はほどんと来る人は居ない状態だったと言う事です。
    しかし登録後は1週間で、交通量は30程度まで増えました。
    なんと!お店に来る人達が現れているのです。

    地上は全くの海です。
    そこには何の看板も出していません。
    なのに人が来るのです。

    1ヵ月後にはコンスタントに50~100になり、3ヵ月後には150になっていました。
    その間何かしたか?
    特段何もしていません。
    物造りが忙しくて、何も構ってなど居られなかったからです。

    お店は簡単な作りのプレハブ状態です。
    全くしゃれっ気も無い、平屋の箱みたいなお店でした。
    それでも人はやってきて、気に入ったものがあれば買って帰ります。

    むしろ来る人達は、最初から購入するものが決まっていて、それで来店して購入していたようでした。

    最初の月(実質20日間)はハナヒゲウツボとマンタとパーティクルの魚10種だけでした。
    それで売上はL$8000もありました。
    正直驚いています。
    当初の目標が1年後にはL$2万/月程度にしたいと言うものだったので、それから考えると物凄い好スタートが切れたと言えます。

    この理由は色々とあるのですが、それはまた別の機会にしたいと思います。
    ここでは、お店の立地とか友人・知人の口コミとか、そんなものは一切無い状態です。
    日本人のBlogにも、全く相手にされて居ません。

    余談ですが、ソラマメのランキング上位に居るBlogにGonbeの店が出たのは、記憶ではペンギンブームになった時の一回だけです。
    何故ならGonbeの店はファッションのお店ではありませんし、フリーアイテムも一応は有りましたが、評判になるようなものは一切置いてありません。
    CAMPなんて未だにした事も無いです。
    だからBlogの記事にしても視聴率が得られないからです。

    でも、ソラマメの有名なBlog作者に相手にはされなくても、世界中の海洋生物好きな人達には、SplashのKaikou SplashやSUPA’S TROPICAL FISHのSupa Shangと並び称される評価をいただきました。
    当時SL世界の海洋生物クリエーターで2大巨頭と言われていた人達です。

    ですから、お店を始めた当初は、日本人よりも海外での方が評価が高く、名前も知られていたようです。
    海外での口コミは多かったのかも知れません。

    勿論日本人のお客も多かったです。
    概ね半々程度でした。
    その人達も、特段の口コミとかでは無く、SL内で検索してGonbeの店を見つけて来た人が多いです。
    また、何処かでGonbeの魚が泳いでいるのを見て、クリエーター情報から来た人も多かったと思います。

    要は、日本のBlogで評判になるから売れるのでは無く、有名なショッピングモールやSIMに出店したから売れるのでも無く、友人が多いから売れるのでも有りません。
    良い商品であれば、探してでも買いに来てくれると言うのがSLの世界だと言う事です。
    コレが大原則だと思います。

    勿論、全く宣伝活動をしていなかった訳ではありません。
    先にも書いたようにSL検索には、必ず乗るようにはしていましたし、検索キーワードとして、どのように記載しておけば、自分のお店が1ページ目に表示されるか?等も研究して対応しています。
    そんな程度の事は当たり前として、やれる事は確実に実行しています。

    もし、そのような当たり前の基本事項も分からない人は、是非この文章を読んで学んでください。
    良い商品が作れるならば、それだけで確実に「売れるお店」になれるでしょう。

    *******

    Gonbe Shan
    SecondLife店舗:Aquashop Gonbe

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