-日本人をメイン顧客にすると埋もれる店になる理由
日本人は基本的に自分で店を開拓して回るという事をする人が非常に少数で、その他の大多数はどこかのblogで見たとか、有名なお店だからとか、なんかそういった理由でしか動きません。
つまり新規参入した直後のいわゆる弱小店舗の状態では、這い上がるのが非常に難しいんです。
ごくまれに、友達が作ったお店だから買いに行くというような事もありますが、そもそも真面目に物作りに励んでるクリエイターには友達があまりいませんw
笑い事じゃなくて本当ですw
よほど時間が余っていたり、友達がものすごい顔が広かったりすれば別ですが、物作りと社交遊びというのは基本的に両立が難しいですよね?
ということで、日本人相手では、知名度がない、クチコミに乗らない、友達も少ないという新規ブランドや店舗は、恐ろしく不利な状態からスタートし、そしてそれを挽回できないままである事が多いわけです。
-よくある間違った「常識」
日本人プレイヤーの中では「SIMの人通り」などという過去の概念や、フリーのアイテムを配れば人が集まってくる”はず”という「フリーアイテム信仰」、安ければ売れる”かもしれない”という「ひたすら安売り」、出店場所がないからとにかくどこかへ置きたいので借りる「無料モール」なんてのまであります。
どれも間違いです。
全部忘れて下さい。
当然ながら、私が書く事が全て正しいとは言いません。
でも、上記のような概念は間違っています。あれで売れるようになった人は、もしかしたら私の知らない魔法の法則を持っているのかもしれません。
日本人相手の商売からブレイクした店の大半は、恐ろしくクオリティが高く、読者の多いblogを書いている人と友達(か、そのまた友達)であり、日本のblogをチェックしている海外プレイヤーに知られ、海外でも取り上げられるようになったというようなルートを取っているはずです。
-まとめ
物を売るというのは、とにかく試行錯誤の連続です。
仮にいい物を作っても、知られなければ売れません。
日本人は新参店舗に厳しい。というか見向きもしてくれません。
slmameで頑張って宣伝エントリを書けば書いたで、宣伝うぜぇとか言われてしまうのがオチです。日本語でblog宣伝をしても、知名度が低いうちはほとんど役に立ちません。
ですから、次のエントリで書きますが、商売相手は海外の人一本に絞って下さい。
一旦海外で知られるようになりさえすれば、その知名度に気付いた日本人にピックアップされ、日本人相手にも売れるようになってきます*1。
ということで、この際日本人相手の商売は忘れましょう。
これが売れるようになる店への第一歩です。
日本人相手に売ろうとしない方が、成功までの距離は近いというのが私の考えです。
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- この典型的な例がStyle of Edoさんですね。こちらの最近の女性用の商品は、かなりクオリティが上がってきているので、女性の方におすすめです。http://ameblo.jp/emo8889/entry-10036152179.html Edo Toneさんはモールに詳しそうなので、モール選びの記事を書いてほしいぐらいです。一度チラッとお店でお話ししたぐらいしか面識ありませんがw [↩]