(SL)疾風的売れるショップ講座的ななにか(26/47)
4-3.ダメだしをしてくれる友達は、あなたの宝
さて。商品の使いづらい点は解消したとしましょう。
しかし、あなたの一見良さそうな商品には、自分では気付けないクオリティ上の欠点があります。
なぜなら、あなたは自分の商品について、隅から隅まで知り尽くしているからです。
・・・んん?矛盾してますか?
実は、隅から隅まで知っているつもりで、ただ単に見慣れてしまっているだけの事が多いのです。
見慣れすぎていると、全体のバランスや、妙におかしい感じのする細かい点を見のがしてしまします。また、完璧に仕上げてからリリースしようという気が薄くなればなるほど、欠点を見のがしやすくなります。
そこで、商品のリリース前の試作品の段階で、徹底的に欠点の洗い出しを行いましょう。
-あなたの商品はバグ取りしてありますか?
商品の良くない部分を取り除くというのは、プログラムのバグ取りとおなじですね。
あなたは、自分で買ったゲームにバグが残ってたりしたら、いやな気分になるでしょう?
きっとコントローラーを握りながら、こう言うでしょう。
「カネ取るんだったら、バグ取りぐらいきっちりやれよ!」と。
おやおや。
まあそう怒らずに。バグ取りって大変なんですよ?1個バグ取ったら、別の所がバグっちゃったりして。
で、あなたの商品のバグは、全部残らず取ってありますか?
商品は誰のために作るんでしょう?
使ってくれる人のためですね?
売りに出すんだったら、どっから見ても欠点のない物にしてから売りに出すのが礼儀というものです。
-気付かない欠点を洗い出せ
売りに出す前には、必ずあなたの商品の欠点を徹底的に削り取りましょう。
辛辣な批評こそ、最も商品のためになることであり、あなたの作品を輝かせる重要な材料となります。
実際に友人に見せてみて、細かい所まで思いっきりケチをつけてもらうのです。
慣れないうちは(もちろん慣れてからも)批評のステップを踏むのは重要です。
試作品を友人に渡すと、褒めてもらう事が多いと思います。
ええ。社交辞令ですね。わかります。
この、褒めてもらっちゃうというのが罠なんです。
よかれと思って褒めてくれるのは、本当にありがたいことです。褒めてもらって評価してもらうことで、モチベーションが維持できるわけですから。
でも、試作品段階のベタ褒めは、ほとんど害にしかなりません*1。
なぜなら、褒められたことで気をよくして妙に自信を持ってしまい、隠れた欠点を残したまま世に出てしまうからです。
日本人のお店には、そういった商品が溢れています。
試作品を友人に批評してもらうのは、何のためでしたっけ?
そう。欠点の洗い出しですよね?
ベタ褒めされるのが目的ではありません。
試作品の段階で徹底的に欠陥を指摘された方が、商品を使う人(つまり、あなたのお客さん)のためになるんです。
ですから、試作品を見てもらう友人は、ズバズバ言える人が望ましいでしょう。
そのうえ、目が肥えている人である必要もあります。
どちらかというと目が肥えているかどうかの方が重要ですので、友人の中で「買い物魔神」などと呼ばれるような人がいればラッキーです。ぜひ私にもその方を紹介してくださいw
そして、ドMになったつもりで批評を頼みましょう。
「徹底的にけなされた方が嬉しいんです・・・」と。
まあ、私はSですが・・・それはいいとしてw
360度全周囲どこから見ても、もう欠点がないという所まで煮詰められたら、また別の人に批評をお願いしに行きます。
このようにして、目の肥えた3,4人から徹底して批判的な目にさらされた商品は、ちょっとやそっとでは欠点が見つからなくなります。
こうなって初めて、リリースしてもいい商品になります。
また、批評されたポイントは、あなたが至らなかった点ですので、次回作では同じミスを繰り返さないことで、あなたのスキル自体も上がっていきます。
批評してもらった友人には、完成バージョンを感謝を込めて送っておきましょう。
-批評してもらえる友達がいない場合
以前に書いた、真面目なクリエイターは友達が少ないというのと、友達に見てもらおうというのは矛盾するんじゃないかと思う人がいるかもしれないですね。
身近に批評を任せられる人がいない場合はどうするかというと、人が集まっている所へ突撃するしかないです。
具体的には、カフェ・クラブ・バー・ラウンジなどです。
NaviSLなどでイベント告知をしている所を探しましょう。
イベント当日は、現地もイベント進行でいっぱいいっぱいですから、ランドマークを取っておいて、後日マップを見ながら人がいそうな所にいきます。
そして空気を読んで*2、「こんなの作ったんですが、欠点を洗い出したいので見てもらえませんか?」と、周りの人におもむろに試作品チェックをお願いしましょう。
この場合、誰がセンスがいいのか、誰がクリエイターのために厳しい批評をしてくれるのかまではわかりません。なので、感想を聞きつつ、この人は!と思える人に出会えた時には、個別IMでこれからも批評をお願いしてもいいですか?といった感じで打診してください。
あなたが涙目になるまで批評してくれる人がいたらラッキーです。ぜひとも次回作も見てもらいましょう。
作品を作ることで、お友達までゲット。素晴らしいですね。お友達を大事にしてください。
褒められると伸びるタイプの人で、褒めてもらう事が必要な人は、褒めてもらった上でさらに「あえて言うと、どこが不満?」というように聞きましょう。
また、あまりにも優しい性格で、批評に向かない性格の友達もいます。
でも、その友達の目は間違いなく肥えていて、どうしてもその人に批評を頼みたい時は、このエントリを読んでもらうのもいいでしょう。
お友達の方、お願いします。彼・彼女の事が大事な友人だったら、彼・彼女の試作品を徹底的に検査してあげてください。欠点を指摘しても、彼・彼女が怒らない事は私が保証します。仮に怒るような人だったとしたら、その人はクリエイターとしても、人間としても、ちょっとおかしい人です。クリエイターというのは、欠点を潰していかないとなかなか伸びません。
ぜひとも、あなたの手で彼・彼女を伸ばしてあげてください。
よろしくお願いします。
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投稿日時
2009 年 5月 9 日 - 12:00 カテゴリ: SLショップ講座.
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疾風 2009 年 5月 10 日 - 11:59
作る時に、自分の作品に陶酔するんじゃなくて、自分で自分の作品に突っ込みながら作ってみてはどうですか?
自分の作品を愛するのと酔うのとでは違いますからね。
自分で突っ込みながら作って、人に見せる前に自分の基準で「もう欠点が見つからない」ってとこまで追い込みましょう。
それで、その作品を人に見てもらって、指摘された所を直して、次回作でも気をつければいい。
私たちはプロじゃないんだから、欠点があって当然です。
涙と汗なくしてはレベルの向上はありえませんw
なに、ゆっくりやればいいんですよ。
人はそれぞれ自分のペースってのがありますからね。